豊かに見える今の日本社會のひずみを受け、満足な食事をとることのできない子ども達の姿を、同じ子どもの視點から描いた映畫。小學5年生のユウトは、食堂を営む両親と妹と穏やかな日々を送っていた。一方、ユウトの幼馴染のタカシの家は、育児放棄の母子家庭で、ユウトの両親はそんなタカシを心配し頻繁に夕食を振舞っていた。ある日、父親と車中生活をしている姉妹と出會ったユウトは、両親に、二人にもごはんを作ってあげてと頼んだ。數(shù)日後、姉妹の父親が失蹤してしまう。ユウトは幼馴染のタカシと共に、姉妹と意外な行動に出始める...。